マネーの虎

今日は今学期の"Japanese Otaku Culture Project" 改め "Japanese Anime/Manga Culture Project"の補助金交渉に行ってきました。


最初に提出した企画書では、講演2回にコラム6本で$3700ヨコセとの無理難題を所望。まあ、通るわけないんですが。


で、帰ってきた査定額が$1000。をいをい、そりゃねーだろ。確かに前回最初$1200だったのをゴリ押しで$2700にしてもらったりしてコミティにちょっと嫌われちゃったかもしれないけど、$1000はねーだろ。この、ばか、ばか、まんこっ!!


と、普段だったら何とかして賃上げ交渉を行うのですが、今回は企画書提出後に博士課程への進学を決めたので、例え全額OKとの返事が来ても仕事は減らす予定だった、と酸っぱいぶどうの論理を振りかざし、よしとすることにします。


希望額がもらえなかった場合、適度な量に仕事を減らせるとの条件を飲んでもらっていたので、後はどれだけ少なくするか。


このファンド、何気にコミティがShitでFuckなんで今期でもうやめようと思っていたところ。今回は後先考えず、如何に少なく働くかを至上の目標に掲げ交渉に臨みます。


というわけで、とりあえず最初に行ったのは、最初の企画書の額が無理難題、というのを棚に挙げた賃金計算。講演2本、コラム6本で$3700を単純な比例計算で$1000に落とすと、仕事量はコラム3本!をいをい、これを通すのか俺っ!


次に行ったのは、不詳t3303の書くコラムがいかに大学にインパクトを与えるかの詭弁。


ここ数年日本のアニメは大変な人気で、学内にもたくさんのファンがいる。アニ研などは、会員100人を超えるほどである。日本のアニメ文化に対する需要は確実に高まっているといえるであろう。しかし、他の日本文化と違い、クラスでも扱わないので知りたいのに情報が得られないというフラストレーションが高まっている。そこで、このM大学の日本人の中でも最も日本のアニメ文化に詳しいこのt3303がアニ研と手を組んで、日本の最新の情報を彼らのために、彼らにもわかりやすい形で提供することにした!これは部員のみへの影響という最も少ない見積もりでも100人のニーズとワンツを満たすものであり、また、異文化の情報を交換することによる、学生の国際化や自国文化への深い認識に貢献するものである。実際、これまでの一年半の活動を通して返ってきた反響は私の活動の成果を如実に表している。今回、活動のために用意された時間で最も効率よく彼らに貢献できる活動を検討した結果、コラムを3本書くという結論に達した。このコラムは読者が100人近くいるもので影響も多大であり、また、講演と違って資料としても残るものである。記者としても登録されているので、今更書かないなどというのも、編集委員の方々や、何より楽しみに待っている読者の方に申し訳ない。そのようなわけで、今期はコラムの執筆によってM大学の学生のニーズを満たし、国際化にも貢献していきたい。まる。


で、実際にやることは、適当なアニメのレビューとかですが(ぉぃ


そんなわけで、今日実際交渉してきたわけですが、担当者、しょっぱなから15分の遅刻。これで一分俺が有利にw 遅刻のことは快く許し、にこやかに交渉開始。担当者がプロジェクトの進み具合を聞いてくる。俺、金額が確定していないので休止している旨を伝える(詭弁送ってから2週間待たされた)担当者申し訳なさそう。言い訳は快く聞く。次に担当者、言い訳交じりに$1000しか出せないといい始める。普段ならここから戦闘開始なのだが、ここは予定通り敢えて受け入れる。担当者、拍子抜ける。このスキだあっ!!!と一気にコラム3本で話を進め無事サイン終了。勝った!!この条件を飲まれないようだった今期はプロジェクトやらない覚悟だったんですが、何とか平和に解決して何より。


ネギま!とかの感想でこんなにもらえるなんて、言うなれば高級ホテルの缶コーラ。需要と供給のバランスは恐ろしい。